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an Archi-Lab. 一級建築士事務所

場所を読み解き、居場所をつくり込む。

 「そこにしかない 居たい建築」

そんな建築を目指しています。


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土地探しの得意な業者さんと複数社繋がっており連携が取れます。また設計者目線からの敷地に対するアドバイスもさせていただきます。

作品集

物件

■ 編光の家

長い年月を経た住宅をフルリフォームし、母と二人の子どもが移り住む改修計画である。

日夜忙しく働くクライアントの要望は、住まいで過ごす自身の時間が如何に豊かで心地よいものになるかということであり、その器となる空間には大きく次の二点を求めていた。

 

一点目は光と風が抜けることである。

採光が期待できるのは建物南側の道路面のみという条件であったが、それ故にクライアントは理想として、多くの時間を過ごす1階にも日光が降り注ぐことを願っていた。

また基本的には常時窓を開け放し、必要なプライバシーは守られつつ家中を風が通り抜けるような暮らし方を理想としていた。

 

二点目はワンルーム的な空間構成である。

大きなワンルーム空間を必要な時だけ扉やカーテンで仕切るような暮らし方を求めていた。

光や風が抜ける広い空間で日常をゆったり過ごしたいというのが一番の理由であったが、

子どもたちの自立や親の同居など、遠くない将来のライフスタイルの変化も見越していた。

 

このような要望を受け、必要や状況、気分に応じ、緩やかな間仕切りによって使い方だけでなく取り込む光をも編集しながら住みこなすような、住まい手の今と未来を受け止める大らかな住まいを提案した。

 

2階南窓からの光が1階にも届くよう、2階廊下の床を透光性のある素材に置換し、1階に上から降り注ぐ光を確保する。

1階には南道路に面した大窓があるが、プライバシーの観点から居室と少し距離が欲しい。そこで窓と居室の間に縁側のように土間空間を設け、居室側と窓双方にカーテンを設置することで、光や視線の調整のみならず、縁側、居室の一部、玄関の延長など、用途の編集を受け入れられる空間とした。

ワンルーム構成である1階全体は、単調で間延びした印象とならないよう、アール垂れ壁や仕上げの切替えで緩やかにゾーン分けを行い、また機能や居場所を散りばめることで拠り所のある空間となるよう企図した。

 

光と風の届く拠り所のあるワンルーム空間を、日々時々の営みに合わせて編集しながら住みこなしていく、光を編む家。そんな懐の深い住まいが実現した。

 

PHOTO:冨田英次写真事務所

■ 廻廂(かいそう)の家

共働きで日々忙しい若いご夫婦と子供二人が暮らすための新築...

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プロの住宅レシピ

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■ 床として成り立つ吹き抜け ~光と風が行き渡る校舎裏の家~

『校舎裏の家』は建て替えで、南側に小学校の3階建て校舎、東西に隣家が迫るという環境でした。
大人同士の母娘ふたりの住まいということで、部屋数などよりも最優先となったのが、光と風が通り明るく暮らせる家にしてほしい、という環境的な要望でした。
そこでプライバシーを守りながらいかに自然光と風を取り込み、家中に行き渡らせるかということがテーマとなりました。
そのテーマを叶えるべく設計したのが2階のルーバー状の床です。居間を1階と2階の2層にわけ、校舎からの視線があまり気にならない2階の居間に、通常の窓に加え天窓を設けました。2階が光だまりとなり、ルーバーを通して1階まで降り注ぎます。一方で1階の南側の窓は、日中の校舎からの視線をカットするために、掃き出し窓ではなく、高さを抑えた躙り口にしています。小庭を校舎との間にクッションとして挟んだので、そこからも光は採れますし、2階から透過する自然光と併せて1階も閉塞感のない明るい居間になりました。
吹き抜けという選択もありますが床面積が減るので大きくとるのは難しいケースもあります。
床として成り立たせながら、風と光を通す方法として生まれたルーバー床です。

PHOTO:冨田英次写真事務所